○ルネサンス美術の歴史
○ルネサンス期の代表的な芸術家一覧
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レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』[1495年 - 1498年]
14世紀~16世紀に渡り栄えたルネサンス美術は、黎明期、初期ルネサンス、北方ルネサンス、盛期ルネサンス、マニエリスム期に分けることができます。
ルネサンス美術の各時期の特徴と代表的な芸術家(画家)は以下の通りです。
●ルネサンスの黎明期
ルネサンス黎明期では、ビザンティン美術やゴシック美術の影響が多く見受けられながらも、今後のルネサンス美術の礎となる写実表現や、自然主義的な表現が生まれました。
ルネサンスの黎明期の有名な画家としては、ジョット(ジオット)が挙げられます。ルネサンスを語る上で、ジョット(ジオット)の功績は外すことができません。
『東方三博士の礼拝』ジョット(ジオット)[スクロヴェーニ礼拝堂所蔵 1305年頃]
『ユダの接吻』ジョット(ジオット)[スクロヴェーニ礼拝堂所蔵 1305年頃]
●初期ルネサンス
15世紀のはじめ、古代ギリシア・ローマの文化や古典的な伝統を復興させようという運動が活発になりました。
この時期から、ルネサンス期の絵画の特徴である写実主義、自然主義的な絵画へと移行していきます。
初期ルネサンスの代表的な画家としては、ボッティチェリやフラ・アンジェリコが挙げられます。
『プリマヴェーラ』[ボッティチェリ 1482年頃 ウフィツィ美術館所蔵]
『ヴィーナスの誕生』[ボッティチェリ 1485年頃 ウフィツィ美術館所蔵]
『受胎告知』[フラ・アンジェリコ 1430年頃 ディオチェザーノ美術館所蔵]
●北方ルネサンス
北方ルネサンスで有名な画家としては、アルブレヒト・デューラーやピーテル・ブリューゲルなどが挙げられます。
『自画像』[アルブレヒト・デューラー]
『メランコリア1』[アルブレヒト・デューラー]
『バベルの塔』[ピーテル・ブリューゲル]
『子供の遊戯』[ピーテル・ブリューゲル]
●盛期ルネサンス
盛期ルネサンスで有名な画家としては、美術の三大巨匠としても名高い、ミケランジェロ・ブオナローティ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ・サンティの3名が挙げられます。
『ピエタ』[ミケランジェロ・ブオナローティ]
『最後の審判』[ミケランジェロ・ブオナローティ]
『最後の晩餐』[レオナルド・ダ・ヴィンチ]
『モナリザ』[レオナルド・ダ・ヴィンチ]
『ボルゲーゼの十字架降下(キリストの遺骸の運搬)』[ラファエロ・サンティ]
『ベルヴェデーレの聖母(牧場の聖母)』[ラファエロ・サンティ]
●マニエリスム期
マニエリスム期の有名な画家としては、エル・グレコ、ブロンズィーノなどが挙げられます。
『聖衣剥奪』[エル・グレコ 1577-1579 トレド大聖堂所蔵]
『聖マウリティウスの殉教』[エル・グレコ 1580-1582 エル・エスコリアル修道院所蔵]
○ミケランジェロ(三大巨匠)(盛期ルネサンス)
○ レオナルド・ダ・ヴィンチ(三大巨匠)(盛期ルネサンス)
○ ラファエロ・サンティ(三大巨匠)(盛期ルネサンス)
○ジョット(ジオット)(ゴシック~黎明期)
○ボッティチェリ(初期ルネサンス)
○アルブレヒト・デューラー(北方ルネサンス)
○ピーテル・ブリューゲル(北方ルネサンス)
○エル・グレコ(マニエリスム)
パオロ・ウッチェロ
タッデオ・ガッディ
アンブロージョ・ロレンツェッティ
マサッチオ
アンドレア・デッラ・ロッビア
アンドレア・マンテーニャ
フィリッポ・リッピ
コズメ・トゥーラ
アントネロ・ダ・メッシーナ
ドメニコ・ギルランダイオ
ペルジーノ
フラ・アンジェリコ
ピエロ・デッラ・フランチェスカ
コレッジョ
ジョヴァンニ・ベリーニ
ジョルジョーネ
ティツィアーノ
ファン・アイク
ファン・デル・ウェイデン
グリューネヴァルト
ホルバイン
ボス
アルチンボルト
○最後の審判(ミケランジェロ)
○ピエタ(ミケランジェロ)
○ダビデ像(ダヴィデ像)(ミケランジェロ)
○聖家族(ミケランジェロ)
○最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
○モナリザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
○ゴシック美術
○ビザンティン美術
○ルネサンス期
○ルネサンス美術の歴史
●ルネサンスの黎明期
●初期ルネサンス
●北方ルネサンス
●盛期ルネサンス
●マニエリスム期
○ルネサンスの三大巨匠
○バロック
○印象派
●ポスト印象派(後期印象派)
●新印象派
○シュルレアリスム(シュールレアリズム)