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美術史art history

美術史について

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 現在、ゴシック美術やビザンティン美術、ルネサンス美術、バロック、印象派、シュルレアリスムについて特集した記事を掲載しています。



ゴシック美術

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 ゴシック美術(Gothic art)とは、優雅で装飾的な表現や細部描写画大きな特徴の美術様式で、ルネッサンスが花開く以前の中世の頃に見られたスタイルです。
 ゴシックは美術や建築、小説などの文学などを始めとして幅広く使われている言葉で、一般的には古典的なスタイルを指しているのですが、元々はゲルマン系ゴート族で使われていた言葉で野蛮を意味しています。

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ビザンティン美術

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 ビザンティン美術(Byzantine art)とは、東方的な要素を大きく含む美術様式で、モザイク画や宗教画などが広く知られています。
 ビザンティン美術は5世紀から15世紀にかけて発展したスタイルで、より厳密に言えば330年に東ローマ帝国によるコンスタンティノープルの開都から、1453年にイスラム教徒による首都陥落があるまでのおよそ1000年間に渡り発展しました。

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ルネサンスとは

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 そもそもルネサンス(Renaissance)とは、再生、復活を意味するフランス語のことです。
 一般的にルネサンスは美術用語として認識されていますが、14世紀~16世紀にかけて行われた古代ギリシャ・ローマの文芸復興のことであり、美術一分野の用語というわけではありません。

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ルネサンス美術の歴史

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 14世紀~16世紀に渡り栄えたルネサンス美術は、黎明期、初期ルネサンス、北方ルネサンス、盛期ルネサンス、マニエリスム期に分けることができます。
 ルネサンス美術の各時期の特徴と代表的な芸術家(画家)は以下の通りです。

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●ルネサンスの黎明期

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 12世紀から13世紀にかけての期間が、16世紀までの長きに続く美術の一大運動、ルネサンスの黎明期になります。
 ルネサンス黎明期のトスカーナ地方では、フィレンツェ派の始祖と言われるチマブーエと、シエナで活動したドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャが特に有名な画家として活躍していました。

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●初期ルネサンス

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 ルネサンス美術は時代の区切りがわかりづらいのですが、西洋美術史では、15世紀を初期ルネサンスとしています。
 15世紀初頭、古代ギリシア・ローマの古典的伝統や文化を復活させようという運動が活発になり、絵画は写実的で自然主義的なものへと移行していきます。

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●北方ルネサンス

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 北方ルネサンスとは、15~16世紀にイタリア以外のヨーロッパでおきたルネサンス運動のことです。
 イタリア以外のヨーロッパをさすこともあり、狭義ではアルプス以北のネーデルラント、ドイツ、フランス等を意味します。

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●盛期ルネサンス

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 盛期ルネサンスは、15世紀の末から16世紀初頭までのイタリア・ルネサンスの美術様式です。
 ルネサンス期の中でも特に人気の高い盛期ルネサンスですが、その期間は、わずかに30年あまりです。
 このように期間が短いながらも、世界的に知らない者がいないであろうという偉大な三大巨匠を生み出した時代こそ、この盛期ルネサンスなのです。

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●マニエリスム期

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 マニエリスムとは、盛期ルネサンスからバロック期へと移行する合間の、イタリアを中心としたヨーロッパに広がった美術様式です。
 語源はイタリア語の「マニエラ(手法・様式)」にあり、20世紀の始めまでは、盛期ルネサンスの美術における完成された技法をひたすら模倣するだけの、沈滞期といった意味で使用されていました。

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バロック

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 バロック(baroque)とは、『ゆがんだ真珠』を意味するポルトガル語に由来した言葉で、ポルトガル語の綴りでは、barrocoと書きます。
 この『ゆがんだ真珠』という意味を持つバロックという言葉は、悪趣味でいびつ、品位に欠けるものとして、軽蔑的な意味合いが込められていました。

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印象派

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 ルノワール、セザンヌ、マネ、ドガなど、日本でもファンが多いこれらの画家たちは、印象派と呼ばれる、19世紀後半にパリで生まれた、前衛芸術運動を代表する芸術家です。
 当時フランスでは、新古典派を良しとするアカデミーが芸術界を牛耳っており、神話、聖書、歴史を主題とする歴史画が高く評価されていました。

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●ポスト印象派(後期印象派)

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 ポスト印象派(Post-Impressionism)とは、19世紀後半のフランスで生じた芸術運動の印象派より後に活躍した画家達を指し示す総称で、ポスト印象主義や後期印象派とも呼ばれています。
 ポストは接頭辞で、「~の後」を意味する言葉で、印象派を受け入れたり反対する場面もありながら印象派を超えていこうとした画家達を指す便宜的な呼称です。

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●新印象派とは

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 新印象派(Neo-Impressionism)とは、19世紀末から20世紀初頭に掛けて印象派に基づき新たな視点で光を捉えた美術運動を指しており、新印象主義とも呼ばれています。
 新印象派はフランスの画家ジョルジュ・スーラにより提唱されたもので、ドイツの詩人であるゲーテにより唱えられた色彩理論や、アメリカの物理学者ルードやフランスの化学者シュヴルールなどによる当時としては最先端の光学や色彩理論などに大きく傾倒しています。

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シュルレアリスム(シュールレアリズム)とは

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 シュルレアリスム(surrealism)とは、日本語で超現実主義と訳される20世紀に始まった芸術思潮で、その影響は広範囲に渡り20世紀における最大の潮流となりました。
 一般的にシュルレアリスムと聞いた時に絵画を思い浮かべるもので、非現実的であり現実離れした表現についてはシュールと言った言葉で表わされ、現在も広く知られています。

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