○ルネサンスとは
○ルネサンス美術とは
○ルネサンス期の代表的な芸術家(画家)紹介
○ルネサンス期の作品紹介
○ルネサンス期に関連するページ
○西洋美術史紹介
レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』[1495年 - 1498年]
そもそもルネサンス(Renaissance)とは、再生、復活を意味するフランス語のことです。
一般的にルネサンスは美術用語として認識されていますが、14世紀~16世紀にかけて行われた古代ギリシャ・ローマの文芸復興のことであり、美術一分野の用語というわけではありません。
この古代ギリシャ・ローマの文芸復興主運動は、主に美術、音楽、建築、政治、社会、宗教などに大きな影響を与えました。
ルネサンス建築例:サン・ピエトロ・イン・モントリオ教会
ルネサンス美術では、美術の三大巨匠とも呼ばれ、今なお色あせることの無い不動の名声を誇るレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ・ブオナローティ、ラファエロ・サンティなどの西洋美術史の巨匠たちが活躍しました。
ミケランジェロ・ブオナローティの『最後の審判』
ルネサンス文学では、『神曲』のダンテ・アリギエーリ、『君主論』のニッコロ・マキャヴェリ、『ドン・キホーテ』のミゲル・デ・セルバンテスなどが活躍しました。
ギュスターヴ・ドレが描いた『神曲』の挿絵
また、ルネサンス音楽では、「教会音楽の父」とも呼ばれているジョヴァンニ・ダ・パレストリーナや、オペラを初めて作曲したヤコポ・ペーリ、初期オペラの傑作『ポッペーラの戴冠』のクラウディオ・モンテヴェルディなどが活躍しました。
クラウディオ・モンテヴェルディのオペラ『オルフェオ』の表紙
ルネサンス美術とは、イタリアを発祥の地とし、ヨーロッパ全域に広まっていった美術の様式のことを言います。
レオナルド・ダ・ヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』[1485年頃]
ルネサンス美術は、古代のギリシャ・ローマ美術の復興や、人間性の復活、自然の再発見などを特徴としています。
ミケランジェロ・ブオナローティの『ピエタ』[1498-1500]
イエス・キリストや聖母マリアなどの聖人を画題としたものや、ギリシャ・ローマ神話を画題としたものが多く制作されました。
ラファエロ・サンティの『キリストの変容』[1517]
また、技法としては、遠近法や明暗法、スフマートなどが発達し、客観的な写実主義が追及されました。
レオナルド・ダ・ヴィンチによる馬のデッサン
ルネサンス期②~ルネサンス美術の歴史~
○ミケランジェロ(三大巨匠)(盛期ルネサンス)
○ レオナルド・ダ・ヴィンチ(三大巨匠)(盛期ルネサンス)
○ ラファエロ・サンティ(三大巨匠)(盛期ルネサンス)
○ジョット(ジオット)(ゴシック~黎明期)
○ボッティチェリ(初期ルネサンス)
○アルブレヒト・デューラー(北方ルネサンス)
○ピーテル・ブリューゲル(北方ルネサンス)
○エル・グレコ(マニエリスム)
○最後の審判(ミケランジェロ)
○ピエタ(ミケランジェロ)
○ダビデ像(ダヴィデ像)(ミケランジェロ)
○聖家族(ミケランジェロ)
○最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
○モナリザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
○ゴシック美術
○ビザンティン美術
○ルネサンス期
○ルネサンス美術の歴史
●ルネサンスの黎明期
●初期ルネサンス
●北方ルネサンス
●盛期ルネサンス
●マニエリスム期
○ルネサンスの三大巨匠
○バロック
○印象派
●ポスト印象派(後期印象派)
●新印象派
○シュルレアリスム(シュールレアリズム)